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アクア

愛するアクアくんへ感謝を込めてこのサイトを捧げます

2005年、たまたまペットショップを通りがかると、ガラス越しにちょこんと座りこちらに目を向ける生後間もないチワワ。
目があった瞬間、お互いに惹かれるかのように歩み寄った。
そんな人間同士が恋に落ちるかのようなシーン。
それが初めて、我が家の愛する家族となるアクア君との出会いでした。

仕事やプライベートも環境変化があったなか、なかなか自分らしい日常を送れていなくて
ただ目の前の一日を生きることに精一杯だったのに、その日から大切な家族となったアクア君と生活する日常へとなった。

それからは苦しいときはアクア君がいたから乗り越えられた。
嬉しいときは、アクア君がいたから二倍の喜びを感じることができた。

でも、次第に仕事もプライベートも徐々に忙しくなり、アクア君とのお散歩やごはん、就寝は家族に任せっきりに。
言い訳になってしまうけれど、それはそれでよいのかもって思ったりしてた。
家族との生活から独立し、うちを出てからはますます会う機会が減ってしまった。

でも、会うたびに、真っ先に近くに寄ってきてくれて、思いっきりの愛情表現をしてくれたよね。

 

アクア

本当に、本当に幸せな日々だったよ。

そんな幸せな日々を重ねて、気付けば15年。
徐々に体調も悪くて、会うたびに元気がないという話を聞くたびに心が痛んだ。
でも、会いに行ったら、前と変わらず、真っ先に近寄ってきてそばにいてくれたよね。
ずっと寄り添って離れたくないって意思を示してくれたよね。
一緒に過ごした日々を懐かしむかのように、いつまでもいつまでも。

そして悲しみの別れの日は突然やってきた。
仕事の関係で、新幹線に乗って遠方へ移動中。
家族からの連絡でアクア君が天国に行ったことを知った。
今すぐ戻りたかった。
でも、戻る方法がなかった。そして戻ったとしても、それが果たして意味をなすものなのか。
ただただ、悲しい想いにをするだけではないか。
家族のすすめもあり、涙をぬぐいながら仕事場へと足を進めることを決断した。
その日は、とにかく長い一日だった。移動はもちろん、いろいろな人と接する機会がったから。
気付けば夜になっていた。

出張先で夜ご飯を食べにお店で着席したときに、一通の動画が送られてきた。
アクア君の葬儀の様子だった。
身体から魂が抜けて躯となってもすごくかわいくきれいな目をしてるアクア君。
数時間経過して、遺骨となったアクア君。
それまで我慢していた涙がドッとあふれ出てきた。
そこからはどうやってホテルに帰ったかは覚えていない。
でも、寝る前まで動画を見ながら泣きながら寝付いたのだけは覚えている。

翌朝、ウジウジとした気持ちが続くかと思たけど、
悲しい想いで泣いてばかりいたらアクア君も悲しんでしまうと思いなおした。
アクア君と一緒の時は、悲しいことがあっても癒されて笑えてたのに、
いつまでも泣いていたら心配してしまうだろうって。
だから、これからもアクア君はもずっと一緒にいてくれるって信じようって。
そして、今からはアクア君を思い出して悲しむのではなく、
いろいろな思い出とともに、「ありがとう」を伝えようって思えた。

それは、きっと素敵な最後を見せてもらったから。
大切に火葬をしてもらう姿をみれたから。
アクア君は天国へと旅立てたと思ったら、少し心が晴れてきた。

出張から帰ると、葬儀を終えて遺骨を入れたアクア君のキーホルダーを家族からもらった。
そう、ずっと一緒にいることができるように。

家族の一員である愛するペットを亡くすことは本当に心を失くかのような気持ちになります。
でも、誠実な対応をしてくれるペット葬儀社の方々のおかげで、その悲しい出来事を通じて、
人として成長する機会を得ることでもあるのかもしれません。

わたしは、アクア君の死からもしっかりと人生の大切なことを学ぶことができました。

愛するペットを亡くして、悲しみのふちにいる方がいらしたら、
少しでも前向きになって「最後は思いっきりあいがとうを伝えていきましょう」という
気持ちから、悲しみに寄り添ってくださるペット葬儀社・火葬社をご紹介するサイトを運営しだしました。

あなたの悲しみに寄り添ってくださるペット葬儀社・火葬社に会えますことを願っています。

ちなみに、わたしはアクア君の想いをくんで「アクア」として情報をご提供いたします。